はじめまして
はじめまして、cosmobloom 代表取締役の福永です。
このような挨拶にも慣れてきたような、慣れていないような今日この頃です。
本日よりWebサイトを開設いたしましたので、社員ブログも始めてみることにしました。事業に関するお知らせや日常をお届けしていきますので、皆様から興味を持っていただくきっかけになると嬉しいです。個人的には、こんなことがあったなといつか自分たちで振り返る機会をつくれる日も楽しみにしています!
そして、最初のブログに何を書くべきか、今も悩みつつパソコンの前に座っているのですが、この会社ができるまでの経緯を少し綴ってみようと思います。
記憶を遡っていくと、はじまりは高校生の時でした。
友人から大学のオープンキャンパスへ一緒に行ってほしいと頼まれ(誘われ?)、行った先で航空宇宙工学科のブースへ行き、宮崎先生と話をしたのが人生のターニングポイントでした。先生はあまり覚えていないそうですが、このときに受験を勧められ、トントン拍子に入学が決まったわけです。正直高校までは一生懸命勉強をしてこなかったのですが、大学は人生で勉強に時間を割ける最後の場所だと思いこんでいたので、学費より得をするくらいに勉強や経験をしようと学部1年から意気込んで研究室へ出入りをしていました。実際に様々な経験をして、修士2年までを過ごす中で、ロストテクノロジーという言葉がよく飛び交っていたことや、研究室で行ってきた価値ある研究が世に還元されきらないことに勿体なさを感じるようになっていました。せっかくこんなことまで出来ているのに!と思っていたあたり、よくわからない自信であふれていた自分の性格がよく表れています(笑)
正直卒業してすぐ、会社を起こすという考えは頭の端の端の端の方に小さくしか存在していませんでした。色々考えていく中で、いつまでも研究室があるわけではないということ、研究やそれによって培われた技術が世の中に需要があるということ、誰かがやらなければいつかは失われていってしまうということ、これらの考えが頭の中をめぐり、結果的に会社を起こそうと決意をしました。幸いにも近い考えを持つ仲間に恵まれ、5名のメンバーでスタートすることができたことは運が良いと思っています。
全てを書き記すと小説が書けそうなくらいの長さになりそうだったので、かなり割愛しましたが、全ては11年前から始まっていたと思うと不思議な気持ちです。
さて、過去を振り返ってみましたが、私たちはスタートしたばかりで今を一生懸命過ごさなくてはなりません。今月からは柔軟展開構造物の解析や設計の受託事業を始めさせていただきますので、簡単なご相談も含めて是非Webサイト記載の問い合わせ先をご利用ください。
それでは長々と失礼いたしました。
来週の土曜日にまたお会いしましょう。
福永 桃子