組織作りを考える
こんばんは。cosmobloomの小野です。
久しぶりの投稿になりますね。前回、代表の福永が投稿したブログのとおり、クラウドファンディングを実施したり、東京都の経営革新計画の承認を得たりと、少しずつですが進んでいるこの頃です。
さて、少しずつ会社が進展しておりますが、今後は資金調達を実施して会社の規模を加速的に拡大しようと考えています。会社の規模を大きくするには、それに見合う組織や規律が必要です。そして、それらの組織や規律はcosmobloomの事業形態にマッチし、持続的な成長を可能にするものである必要があります。このような条件を満たす組織や規律は一朝一夕には作れません。したがって、会社の初期段階から考えていく必要があると感じています。
組織を作り上げていく上で重要なポイントがいくつかあると思います。その中で私は「人」が最も重要だと考えています。なぜなら、組織を作るのは「人」であるからです。例えば、会社のビジョンに共感してもらえるかどうかは非常に重要です。cosmobloomのような小さい会社ではなおさらです。経営基盤が脆弱で、来年には倒産するかもしれない会社で働きたいと思うのは、「共感」以外に理由がないでしょう。他には、企業とともに人が成長することも重要です。年を経るごとに企業の業績だけが良くなり、社員の待遇が改善されない、あるいは成長を感じることができないといった環境で仕事を頑張ろうと思えるはずもありません。業績とともに、社員一人一人が豊かに、そして成長を感じられるような組織にこそ、人が集まるのではないかと考えています。
ではどのようにしたら「人」に焦点を当てた組織が作れるのでしょうか。様々な取り組みが考えられると思いますが、例えば、明確なビジョンとミッションを示す、前向きな企業文化をつくる、キャリアや成長の機会を多くする、適切な報酬と福利厚生を提供する、ワークライフバランスを重視する、仕事に対するフィードバックと評価を適切に行う、イベント活動などで社員同士の絆を深めるといった取り組みが挙げられます。これらを駆使し、試行錯誤を繰り返していくことで、「人」に焦点を当てた組織が作れるのだと思います。
多くの企業にとって、人が集まる組織、持続的に成長していく組織を作ることが課題となっていることでしょう。cosmobloomも間違いなくこの壁に突き当たることになるでしょう。しかし、大事なのは「人」であり、「人」がいなければ組織は機能しません。まだまだ小さなcosmobloomですが、これから大きく成長していくにあたり、「人」を重視した組織作りを行い、持続的に成長していく組織を作り上げられたらと思っています。
小野 弘幸