「すべての人が希望を持てるような社会を実現する」とは

こんにちは.cosmobloomエンジニアの折居です.

cosmobloomの企業理念は「常に挑み,共に創り,すべての人が希望を持てるような社会を実現します」です.前回のブログでは「沢山の人に使ってもらえるような展開構造物」を実現するうえで,「常に挑み,共に創る」ことが大変重要であるというお話をしました.

では,「沢山の人に使ってもらえるような展開構造物」を実現した先に「すべての人が希望を持てるような社会」を見据えることはできるのでしょうか.ここでは,主語を少し小さくして「(日本の)すべての人が希望を持てるような社会」について考えてみたいと思います.

日本は長らく「ものづくりの国」とか「技術立国」の様に言われてきました.一方,現在の日本におけるものづくり,特に航空宇宙機のものづくりは大変な苦境に立たされています.ここで,航空宇宙機のものづくりにおける技術的困難として,そもそも極限設計でないと成立しないこと,「高性能」「高品質」「低コスト」の様な,両立の難しい要求を同時に満足することが求められ,この要求の難易度も年々上がっていることが挙げられます.

では,この技術的困難を克服するためにはどうすれば良いでしょうか.私は「これまで以上に皆で力を合わせてものづくりをする」ことが重要であると考えています.そのためには,各自が極限まで設計を追求する,システム全体を俯瞰し,協調しながら要求を満たす,という様なアプローチが必要となります.

さて,これまでの内容から「沢山の人に使ってもらえるような展開構造物」を実現することと,航空宇宙機のものづくりの苦境を乗り越えることの間には,一種のアナロジーが存在することが分かります.したがって,私は「常に挑み,共に創る」ことを通じて,この苦境を乗り越える足掛かりを提供できると考えています.そして,苦境を乗り越えた先には「すべての人が希望を持てるような社会」が待っていると信じています.

前回に引き続き長々とお話ししてしまいましたが,「常に挑み,共に創る」ことを通じて,「すべての人が希望を持てるような社会」を実現したいと考えておりますので,今後ともcosmobloomをよろしくお願いいたします.

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