何で優位に立つか?

こんにちは。cosmobloom(CB)の技術顧問の宮崎です。今年になって、まだブログが更新されていないので、ちょっと書かせていただくことにしました(会社としていろいろ進むようになると、書けないことが増えてくるみたいですね
ここのところ、宇宙戦略基金第三期の各省の実施案がネットで公開されています(総務省、経産省、文科省)。JAXAに籍を置く身としては、第一期、第二期もそうでしたが、「自分が大学とか企業の人間だったら応募したかったなあ」と思うテーマが並んでいて、羨ましいかぎりです。
それはさておき、CBとしては、デオービット装置や超小型ソーラーセイルの打ち上げが決まっている今、次は超軽量展開膜面アンテナの開発・宇宙実証でしょうか。CBは、他社さんとの競合を避けるためもあって、デオービット装置、ソーラーセイル、膜面アンテナのどれも”自己展開構造推し”で進めてきていますし、実際、自己展開構造、特に、高精度自己展開膜面構造をモノにできれば優位に立てると思うので、大変ですが、頑張ってほしいなと思っています。
自分としては、そういったものを実際に”フライトもの”に仕立てるために必要な、ちょっとしたこと(これが結構、いろいろある)を、トライ&エラーではなく、理論と数値計算で”設計”できるレベルにもっていくところをCBと一緒にやっていきながら、CBによるハードウェア開発のしんどいところをできるだけ少なくできるようにしていきたいなと思っています。
それと同時に、将来に向けて、SBSPの利用など、「超大型宇宙構造学」をつくっていきたいなと思う今日この頃です。
宮崎 康行

