SSC備忘録(出国編②)
こんにちは,cosmobloomの中村です.これまでに引き続き,Small Satellite Confarence参加にあたっての備忘録を書き記したいと思います.今回は出国編②です.前回ブログからの続きとなります.前回は飛行機の欠航と,欠航した次の日の朝までの話でした.今回はその後のお話です.
- 欠航になった次の日の対応:空港にて
- 空港に着くと,デルタ航空の欠航便対応カウンターには5組ほどが列を作っており,自分もそこに並びました.カウンターにはスタッフの方が1人しかいないことに加え,みんな代替便が見つからないのか,説明に納得がいかないのか,なかなか自分の番が来ず,そこで1時間ぐらい並びました.
- やっと自分の番になり,現在の状況を説明しました.カスタマーセンターに電話をしたが途中で切れてしまった,さらに自分のフライトがパリ行になっているということを伝えると,スタッフさんも状況が理解できなかったのか,誇張無しで10秒ぐらいフリーズしていました.とりあえず,パリ行便をキャンセルしてもらい代替便を検索してもらいました.
- 色々と対応していただいた結果,当初の予定通りシアトル経由でソルトレークシティまで最短で行く代替便(明日の夜中出発)を予約してもらいました.一応,その代替便に乗れば自身の発表には間に合う予定でした.が,シアトル行の便は今回欠航になった飛行機を修理して飛ばすとの説明.昨日からその飛行機は何度も遅延や欠航を繰り返しており,これを聞いたときは正直,時間通りに飛ぶ気がしなかったのと,そもそもそんな飛行機には乗りたくないと思い,他の飛行機に変えてほしいと食い下がりましたが,どの便も満席とのこと.この時はしょうがないかと思い,それを受け入れました.(説明が終わった後,自分の後には欠航便関係だけで恐らく100人弱の列ができており,これはスタッフさんも大変だな…と思いました.)
- 欠航になった次の日の対応:CEOの登場と出国
- とりあえず,今の状況を伝えるために先生と福永CEOに電話をしました.電話の後,デルタ航空からもらったミールクーポンを使ってごはんをたべてゆっくりしていると,CEOから空港に向かっているという電話が.シアトル行の飛行機が飛ばないかもしれないということを聞き,心配になったそうです.ありがたかったのですが,この時は「もう成す術ないでしょ…」とほとんどあきらめた気持ちでCEOの到着を待ちました.
- CEO到着後,「こういう時はあきらめてはいけない」的なことを言われ,もう一度カウンターで話をすることにしました.この時は,先ほど説明を受けた時からすでにかなりの時間がたっており,カウンターの人もまばらでした.小柄なCEOがスススっと列の前のほうに行きスタッフさんと話をしたところ,どうやら直近の便のキャンセルを待つと,もしかするとすぐ出国できるのでは?という雰囲気に.すぐに手続きをお願いすると,なんとロサンゼルス行経由ですぐに出国できることに!! CEOのすごさを改めて感じたのと,本当にありがとうございますという感謝の気持ちや,あきらめていた自分に情けなさを感じたりと複雑な気持ちになりながら,CEOに別れを告げ,セキュリティーチェックを受けました.
その後,無事飛行機に乗り込み,今回はちゃんと離陸し(飛び立つ直前まで本当にドキドキしていました)ロサンゼルス経由でソルトレークシティまで行くことができました.本当にCEOには感謝しかありません(ここまで偉そうに語ってましたが,CEOには事前準備から出国にかけて相当お世話になり,多分そのサポートがなかったら学会に参加できていません).
現地での聴講や,自身の発表に関しては次回のブログに続きます.